とりっぷ立ち上げ経緯と想い

とりっぷ実行委員長は、2018年より7年間で約60回に及ぶ爬虫類を主役としたエキゾチックアニマルの展示販売イベントの運営に携わってきました。
その中で、才能あふれる作家さんたちや、豊富な知識と経験を持つショップ・ブリーダーの方々との出会い、そして多くの動物たちが家族として迎えられていく場面に立ち会いながら、動物イベントの持つ素晴らしさとやりがいを深く実感してきました。

昨今、様々な動物が主役となるイベントが開催される中で、ふと、
「小鳥が主役となるイベントがあってもいいのではないか」と考えるようになりました。
調べてみると、すでに多くの小鳥グッズイベントや学びの場が存在しており、実際に足を運ぶことで、小鳥業界が抱えるさまざまな課題、とくに「生体販売」に関わる売り手・買い手双方の問題についても知ることができました。

小鳥はとても繊細な動物です。
小鳥が怖がり萎縮してしまうような他の動物との混在イベントでは、周囲の音や気配にストレスを感じてしまうこともあります。
だからこそ、小鳥だけのイベントであれば、静かで落ち着いた空間の中、安心して展示・販売が行える。そんな環境を提供するイベントを新たに立ち上げることは意義深いことだと確信しました。

「とりっぷ」は小鳥好きの人たちが集まって、小鳥について語り合い、小鳥たちを愛でる。
そんなあたたかくて幸せな癒しの空間づくりを目指し、これから飼育にチャレンジしようと思っている方にも小鳥の魅力を存分にお伝えできるイベントです。
出店者様、ご来場者様の満足度の向上に重きを置いた運営を心がけること、飼育人口の裾野を広げることも「とりっぷ」の目指すところです。

小鳥と人、人と人がつながる場所。
「とりっぷ」が鳥業界にとって新たな優しい風となれれば幸いです。

とりっぷ実行委員会